ガチャッ
「おっはよー!!ほらほら、今日から始業式だよー!」
「……美澪 -ミレイ-うるせー。朝っぱらからげんきすぎるでしょ……」
そんな声が、ベットから聞こえてくると1人の少年が出てきた。
「優吏 -ユウリ- が、テンション低すぎるんでしょー!今日から、2年生なんだから明るくいかないとー。」
「…ごめん。明るくいくのと2年生になるのは関係ない気がする。」
「もうっ!そんな性格だから、友達が出来ないのよ。この私が友達になっていることに感謝しなさい!!」
「…ありがとうございますー本当に感謝しておりマース(棒)」
そんな漫才のような会話しているうちに、少年が服を脱ぎだした。
「ちょっ?!なにしてんのよ!」
「何って着替えてるの。今日から始業式なんでしょ?だから、制服に……」
「そうじゃないでしょっ!…ぁあ、もう部屋の外で待ってるからね!!」
バタンッ
入ってきた時と比べ物にならないくらいの大きさで扉を閉めていった。
「……可愛いやつ。フッ」