「何?姉貴。」
あなた…。
「あなた…小学生だよね?」
「何今更そんな当たり前の事聞いてんの?小学生だからってヤったらダメって事はないだろ。向こうだって生理来てるわけだし。どうせ弘にぃだって女タラシなんだからヤってただろ?」
3人の視線が一気に弘にぃに向く。
直にぃからは、
『俺でも高校生だぞ?裏切んなよ?』
という視線。
あたしからは、
『そうなの?タラシ。』
という視線。
頼斗からは
『そうでしょ?』
という視線。
はたして我が兄貴、大原弘光はこの3人からの視線に耐えられるのでしょうか!?
「お、俺も小学生からだ!女が『ヤってヤって』ゆーからヤっただけだ!」
とだけ言い残して走って自分の部屋に行ってしまった。
「行っちゃった…。」