かった人のシュートじゃ、違いがありすぎる。
中の宮の人にも1人選抜選手いるけど、その人のシュートと捺帆さんのシュートじゃ違いすぎる。
そこをさ、仲良しの麻美さんも認めてるんだと思う。
捺帆さんは、努力の天才だよ。
ピー!
1ピリが終わった。
点差を見てみると、27vs0だった。
さすが。強い…。圧倒的な威圧感がある。
だって、普段とバスケする時じゃ目付きが変わるし。
「ナイスプレイです!」
みんなと一緒になってベンチで声を出す。
あ、汗があんまり出てない…。
疲れてないのかな?そんなわけないか。
すると、浅井先生がこっちへ来て、
「点差がついたから、ガードで梨沙、美冬、萌乃。フォワードとセンターで菜穂、麻紗海に交代。」
「「はい。」」
全員で返事をする。
「だけど、3点までだ。許されるのは。」