隣にはモデル並の顔立ちの男の人が寝ていた。の
制服からあたしたちの1つ上だということは分かった。
帰ってしまおうとも思ったけど一人で寝るのは寂しいと思ったから起きるのを待つことにした。
『うわっ…!ほんとにきれいっ!』
思わず声に出してしまった。
『ん…んん…。』
あたしの声で起きてしまったこの人。
『ぁ。すいません。寝ていたのに…』
『んー…。大丈夫。てか俺ねてたんだ。』
『あ。はい。じゃ。失礼します。』
グッ…。
手を引っ張られなぜか抱きしめられてる状態のあたし。
『あ。ごめん。俺、川瀬斗真。2年。よろしく。』
『え…と、はい。よろしくお願いします。斉藤姫奈です。1年です。』