「すげー、惚れ惚れするー」
「立花先輩、かっこ良過ぎー」
一年生の部員達が、自分達の練習を止めて海司のプレーを見ている。
確かに海司は、素人の私が見てもすごいと思う。
足は速いし、動きに本当に無駄がない。
すごく綺麗だし、私もつい目で追ってしまうけど……。
私は、さっきの言葉を思い返していた。
『恵介から、花音を奪う……!』
海司が私を好きだなんて。
しかも、恵介君から奪うだなんて。
海司…、やっぱり勘違いしているんじゃないの?
私と身体が入れ替わってしまったから、だから私のことを自分のことのように大切に感じているんじゃないの?
だって、信じられない。
私達は、ずっとただのお隣さんだったのよ。
何の遠慮もなく、言いたいことが言えて。
家族同士も、仲が良くて。
それがいきなり、恋愛感情だなんて。
入れ替わったからに違いないよ。
そうでしょう?海司……。
「立花先輩、かっこ良過ぎー」
一年生の部員達が、自分達の練習を止めて海司のプレーを見ている。
確かに海司は、素人の私が見てもすごいと思う。
足は速いし、動きに本当に無駄がない。
すごく綺麗だし、私もつい目で追ってしまうけど……。
私は、さっきの言葉を思い返していた。
『恵介から、花音を奪う……!』
海司が私を好きだなんて。
しかも、恵介君から奪うだなんて。
海司…、やっぱり勘違いしているんじゃないの?
私と身体が入れ替わってしまったから、だから私のことを自分のことのように大切に感じているんじゃないの?
だって、信じられない。
私達は、ずっとただのお隣さんだったのよ。
何の遠慮もなく、言いたいことが言えて。
家族同士も、仲が良くて。
それがいきなり、恋愛感情だなんて。
入れ替わったからに違いないよ。
そうでしょう?海司……。