佐野君と初めてのお出かけは、暗くなる前に終了になった。
パンツスタイルなら、もっと頑張れたかもしれないけど。
膝上のスカートで行った私には、1月の寒空は堪えていた。
でも、佐野君とは色んな話が出来た。
佐野君はずっと優しくて。
一緒にいると、すごく心地よかった。
それからの三が日は、家でのんびり過ごした。
海司はと言うと、美空さんとお母さんの実家に行ったみたいで、留守にしていた。
そうして迎えた4日。
新年初の部活。
いつもなら、海司と一緒に学校に行く私だったけど。
今朝は珍しく一人で行った。
だいたい普段も別に約束をしているわけでもなくて。
行く途中で偶然会うから、一緒に行っていただけだ。
どうしたんだろう、海司。
先に行っちゃったのかな?
そんなことを思って部室の前に行くと。
「おはよう、美倉さん」
ジャージに着替えた佐野君の姿が見えた。
パンツスタイルなら、もっと頑張れたかもしれないけど。
膝上のスカートで行った私には、1月の寒空は堪えていた。
でも、佐野君とは色んな話が出来た。
佐野君はずっと優しくて。
一緒にいると、すごく心地よかった。
それからの三が日は、家でのんびり過ごした。
海司はと言うと、美空さんとお母さんの実家に行ったみたいで、留守にしていた。
そうして迎えた4日。
新年初の部活。
いつもなら、海司と一緒に学校に行く私だったけど。
今朝は珍しく一人で行った。
だいたい普段も別に約束をしているわけでもなくて。
行く途中で偶然会うから、一緒に行っていただけだ。
どうしたんだろう、海司。
先に行っちゃったのかな?
そんなことを思って部室の前に行くと。
「おはよう、美倉さん」
ジャージに着替えた佐野君の姿が見えた。