あの日どれほど泣いたのか覚えていない。


夕食には手を付けられず、点滴を付けられてしまった。


朝になっても俯いたままの私を誰も無理やり起こそうとはしなかった。


(あぁ、やっぱり昨日のことは夢じゃなかったんだ。)


腫れた瞼が重い。


カーテンは半分だけ開けてあり、私の方は影になっていた。


(私・・・このままここで死んじゃうのかな・・・)


そんなことを考えては涙を流す。


私には生きる力が弱まっていた。