そこには









ユリン・・・らしき人が眠っていた











まぢか・・・




ぃゃ、まてょ・・・・





あれだ・・・






これは・・・









コスプレ・・・



     だ・・・







誰かがコスプレをして・・・







間違えて俺の部屋に・・・・







そして眠ってしまった・・・










無いだろ、さすがに・・・











「だァーッ!!まさかだろ!?ありえねーよ!?俺!!」




喜んでんのかわからん言動を吐きつつ




俺はもう一度ユリンらしき人を見る






「・・・・・・本物そっくりだ・・・な」






と、その時

「ふァ~・・・よく寝たァ・・・
 ぁにゃ~?」

「んぁ、ども・・・」


目が合ってしまった

俺はとっさき挨拶してしまったが

ユリンらしき人は


目を擦りながら


ぼーっと俺をみている




「ふぇッ!?ぁゎゎゎッ!」



どうしたのヵ、急にアタフタして






「わ、私は貴方の、ねねね願いを、叶にゃえる、
  為に、あぁ現れたッ
   魔法ちょーじょッ ユリン!! なななのですッ!!」







超噛みながら、慌てて自己紹介らしき事を
一生懸命言い切ったユリンらしき人に

俺は呆然と拍手をした







それと、ビックリしたのは声が原作と
全く同じであったことである・・・


俺はどこかに声優さんがいるのではないかと


部屋中を見渡した


だが、それらしき人はいない・・・




「あの、貴方は本物のユリン・・・?」



「本物も何も、私は私!ユリンですゥ!!
 2次元から、ここに来ましたァ~」



「ほぅ・・・・って

 えェええええええええええええええええええッ!!!!!」