「…瑠樹君、いいよ…。」

「えっ…?」

「思い出したから。」


戸惑ってる瑠樹君に

あたしは、自分から唇を重ねた。


相手は、大好きな瑠樹君で

いつもあたしのこと、大切にしてくれる瑠樹君で。


瑠樹君の体温と匂いが

1年前のことを思い出させた。