「る、瑠樹君っ…。」

「…そんな顔しなくても、いきなりがっついたりしねーから。」

「そ、そうなの…?」

「まだ夕方だしな。お前、車ん中で起こすのかわいそうなくらい熟睡してたぞ?」


瑠樹君に言われて初めて気がついた。

そういえば、あたし最近あんまり寝られてなかった気がする。