何かあったら、あたしは瑠樹君にすぐ言うようにしている。

これは、瑠樹君が付き合いはじめに

あたしに言ってくれたことだ。


「…なんで?」

「瑠樹君、さっきから目、合わせてくれないから…。」

「あー…。お前のせいじゃねぇから。」


瑠樹君は、それだけいって

もう寝るわ、とソファに横になった。