ガタン… ガガ…

しばらくして、エレベーターが音をたてはじめた。


「こちらカスタマーセンターです。今復旧の作業を解消しています。聞こえますか?」


「はい、動きそうです。」


あっという間に30分経っていた。


「動くね。」



ガタンガタン、ウィーーーーン


機械音と共にエレベーターが動き出した。


「動いたー!」


「申し訳ございませんでした。」


「はーい、じゃ、俺20階だから、先降りるね、、、。ちょっと、携帯貸して。」


「??はい。」


携帯を差し出す。


「おっし、俺のメアド。入れといたから連絡して。」


「えっ、いいの??」


「今すごい楽しかった、また話そう。じゃ。」


そういって彼は降りて行ってしまった。