「・・・・・・みゆき・・・ごめんね!!!」


「美玲?」


美玲ががばっと私に抱きついてきた。


ずっと一緒にいたのに気づかなくて・・・。



ずっと美由紀の気持ち踏みにじってたんだ。



「私旬のところ行って来る!」


そのまま猛スピードで消えた。



・・・私はヤサシイよ。


優君。


だから美由紀には教えなかったよ。


本当は見ちゃったの。



「保健室に行って美玲の様子見てきます」


お邪魔だったら悪いから足音を一切たてずにそろ~っと行った。


ちらっとのぞいた。


そしたら。



寝ている美玲に優君がキスをしていた。


多分軽く触れただけだと思う。



それでも私には衝撃的だった。



「ファーストキスは寝ているときにふと目をあけたら好きな人がいて・・。
そのまま目をつぶって二人は・・!みたいなのがイイ!」


美玲はそうゆってた。