「俺、花梨ちゃんの事
女の子として好きだよ。


まだ、俺たちが出会ってから
全然日にちとか経ってないけど


それでも、本気だから。」



「で、でも……。」



「返事はすぐにとは言わない。


もし、いい返事をくれるなら
一ヶ月後の、新入生歓迎祭の
後夜祭、一緒に過ごそう。


中庭の噴水前、待ってるから。」




そう言って、
お店を出て行ってしまった光くん…




光くんがわたしを好き?



う、うそだよね…?



でも、光くんの目、本気だった。



でもどうすればいいの?