「ただいまー…。」
でもどうやって
弱みを握らればいいのかな?
自分の部屋に行きながら
そんなこと考えてると…
「…ピロン。」
あっ、舞からメールだ。
「気づかれちゃったか…
じゃあ、裕也くんがそのことを
誰にも言えないようにしちゃえば?
秘密を見つけるとか…
とにかく頑張って! ♡舞♡」
もー、頑張ってじゃないよっ!
誰のせいでこんな目に
あってると思ってるの?
でも、裕也くんにとって
不利の何かを知ることに、
舞も賛成みたいだし…
よしっ、じゃあ明日は
裕也くんを観察しようっ!
うまくいくといいけど…