「あとは戸田に任せる。」




そう言って部屋を出て行く裕也。




「おやすみ。」




そんな声が聞こえた気がした。




「花梨様。

今日はお疲れでしょうから

ゆっくりおやすみになってくださいね


何かありましたら

遠慮なくお申し付けください。」



「ありがとうございます。」



「それでは失礼します。」




そう言って戸田さんも出て行った。