声が聞けないのは寂しいけれど、お手紙は相変わらず毎日書きました。


ある日、いつものようにあなたのお部屋を見ていたら、女の人がいました。


―…知っています。

あなたの会社の受付嬢の『愛ちゃん』ですね?