「この部屋、座布団も椅子もないから、
そこ座って。」

まさか………そこって…
べ、ベッド…?!


「…お、あ、はい……。」

ベッドにゆっくりと腰を下ろす。

動揺しまくる私を見て瀬良君が噴き出した。


「結菜ちゃんもしかして、
男の部屋とか入ったことない?」

「な、ないよ…!!」