「…!ごめんなさい…。」

紅茶とケーキを持った瀬良君が部屋に入ってきた。

「ケーキ好き?」

「あ、うん!」

「ならよかった。」

「…勝手に見てごめんなさい。」

「別に気にしてないよ。」

瀬良君は優しく笑った。