本棚と、机と、ベッドと、タンス。
無駄なものが一切ない。

難しそうな本が並んでいる中に
見覚えのある本が一冊あった。

「これって…
やっぱり、ture love。
瀬良君がオススメしてくれた本だ。」

その本棚に不釣り合いな
ラブストーリーをなんとなく手に取ってみた。