だんだん見えてきたのは鉄で出来たドア。

(ここ…。たぶん、幹部の人とかいるよね。)


その扉を迷いもなく、ノックもせず開ける遼。

え!?ノックもしないの?

いいの?それでいいの?時期幹部候補!



おいおいおい。とか思いながら遼の後ろを着いて入る。


マンションなんじゃないかって思うほど電化製品が揃いすぎている部屋。


その真ん中にはソファが3つあって、

真ん中が二人掛けのソファ。
その両サイドで向かい合っているのが
3〜4人掛けのソファ。


そのソファには人が何人か座っていて。

2人掛けのソファをひとりで独占している人を見て目を丸くする。