「ふふっふははははっっ!」

舞が急に笑い出した。

「はぁー。

陸なら大丈夫だな。とか陸なら信頼できる。とか思ってたのにな笑笑。」

ギロっ。

舞の目が鋭く冷たい目になった。
いつもの優しい目じゃない。

「やっぱ男はどいつもこいつもこーなのね。

……男を信じた私がバカだった。

そーよね。男にとって女は遊びでしかないもんね。


わかった。別れる。



陸……いえ。斉藤くん。もう話すことはないだろうけど。



さようなら」