グラッ…



目眩がして私は学校で倒れてしまった。



「…ですか?分かりますか?」



私は気がついたら救急車の中にいた。



「カーディガン脱がしますね。」



という救急車隊員の人の声が聞こえた。



陽菜「やだっ…」



私は見られたくなくてカーディガンの裾を握って脱げないようにしていた。