「陽菜の腕って…なんか…」



と言う声がたくさん聞こえた。



自分の腕を見てみると、点滴や注射の痕でいっぱいだった。



見れば見るほど汚いと思ってしまう。



そして、私は次の日から真夏にもかかわらず上にカーディガンを羽織って学校に行った。



家では着ていないから裕也にはバレていない。



しかし、しばらくそんなことを続けているともちろん体にも異変が出てきて。