2時間後…



すっかり日は落ちてきた。



陽菜の様子を見に行くと…



陽菜「ケホッケホッ…ケホケホッ」



発作か…



響紀「陽菜、大丈夫だよ。吸入しよ?」



ベットサイドの棚から吸入を取って口に当てた。



陽菜「ケホッケホッケホッ…」



響紀「ゆっくりでいいから、焦んないで。」



陽菜「ケホッスーケホッケホッハァー…」



それから30分後…



やっと陽菜の発作も収まったようだ。



響紀「よし、裕也のとこいこっか。」



陽菜「なんで…?明日って言った!」



響紀「でも陽菜発作でちゃったじゃん。」



陽菜「大丈夫だもん!明日って言ったから明日!」



響紀「そんな大声ださないで。」



陽菜「だって…グスッ…」