裕也「陽菜?」



陽菜は俺の胸へ倒れてきた…



陽菜をベットに横にして腕に点滴をさした。



陽菜を起こさないように布団をかけ、部屋を出た。



今回は、どれくらいで退院できるかな…



陽菜の場合、熱はすぐ下がっても顔色が悪かったり食事をとれなかったりと…



色々考えながらカルテの整理をしていると…



看護師「あ、先生~、陽菜ちゃん目覚めましたよ~」



裕也「あ、わかった。見に行ってみるね。」



看護師「はーい。あ、でも陽菜ちゃん泣いてます…」



裕也「泣いてる?なんで?」



看護師「いや、聞いても違うとかごめんなさいとかしな言ってくれなくて…なんか追い詰めてるんですかね…?」



裕也「んー…ちょっと行ってくる…」


目覚めたんだ?



もう少し寝てくれるかなと思ったのに…



泣いてるってなんで…



俺は自然に陽菜の元へ早く足が進んでいた。