裕也「でもね、陽菜?それをしなきゃ陽菜は辛いままなんだよ?」



陽菜「辛くてもいいっ‼︎いいから…やりたくない…」



裕也「こら、そんなこと言わない。」



陽菜「だって…グスッ」



泣いちゃった…



裕也「陽菜?泣かないの。俺は陽菜に元気になって欲しい。陽菜は頑張れるよ。」



陽菜「頑張れない…」



裕也「俺の知ってる陽菜はまだ頑張れる。だから、もう一回頑張ってみよ?」



陽菜「…」



裕也「ひーな、頑張れるよね、陽菜は強いからな?」



陽菜「…がんばる…」



裕也「よし、えらいえらい!」



陽菜の涙を拭った。



裕也「じゃあ戻ろうか?」



陽菜は無言で頷いてくれた。