裕也「やだじゃないでしょ?」



裕也は小児科に入ることも多いため口調が優しめだ。



陽菜「やだ…行きたくない…!」



裕也「ここまで来たんだから行くしかないでしょ?ほら、行こ?」



裕也は陽菜に言って手を出した。



陽菜「…痛いことしない…?」



陽菜は震えた声で聞いた。



裕也「うん、しないよ。だからおいで?」



陽菜は恐る恐る裕也の手を取った。



裕也「よし、いい子。」



そして裕也は俺の耳元で「多分陽菜入院になる。」とつぶやいた。



響紀「…じゃあ後で迎えに来るね?ちゃんと裕也の言うこと聞いておとなしくしてること。いいね?」



陽菜「…はい…」



俺は陽菜を裕也に預けて家に戻った。