「うぅっ…ヒック…ゥッ…」
私は不覚にも涙をこぼしてしまった。

何年ぶりだろうか。

母が消えたあの中2の日

一生の涙を出しきったと思っていた



あれ以来一樹が母を思い出して
泣いている夜を見ると

心が痛んだ。



私は泣かないで
一樹を照らす光になること
を決心したんだ。


「久しぶりだなぁ…。」


私はこの詞…歌に共感した。

「ん?」
何かがCDケースに入ってる・・・。


「ええッ!?ど…どーしよ。」