「それはきっと恋だよ!!」
「え?」
カラン、、、
私は机に自分の箸を落としてしまった。
昼ごはんを食べているとき私は舞花に相談していた。
「だーかーらー、それはこ!い!だよ」
恋?
私が古屋くんに恋してるってこと?
だからこんなに胸がドキドキするの?
「やっと、わかったんだね」
「で、でもそれは、、、」
「もうっ!うじうじしないで、いいかげん自分の気持ち自覚しなよ」
「そんな、急に」
「はい。じゃあおさらい。えーっと?結花はどんな感じになるんだっけ?」
「えっと、古屋くんといるとドキドキしたり、顔が赤くなってしまったり」
「だーかーら!それが恋なんだって!」
「そうなの?」
「ったく、ここまで鈍感な女子を初めて見たわ」
「え?」
「自分の気持ちに素直になりな、結花」
自分の気持ちに素直になりなって、、、
私は古屋くんが好きってことなのかな?
そのとき私は自分の気持ちには半信半疑だった。