「さようなら、大好きだったよ」


高校3年生の秋


風が冷たくなびいているとき


私はその言葉を最後にその場から立ち去った。


私に好きという気持ちを教えてくれた彼


だからこそこんな状況になったのかもしれない。


大好きだったからこそ私は決断した。


その決断はあっていたのかな??


歩きながら涙が私の頬を伝うのがわかった。