「ところで、何? 大事な話って」
いきなり夢くんが切り出してきた。
“私の元彼に会って欲しい”――なんて単刀直入に言ったら、夢くんは何て思うだろう。
「あ、私、お茶持って来るね」
「ああ、ありがとう」
私はちょっとドギマギしてきた。
これから数分後に、想太がここへやってくる。
好きなひとに、会わせるから、とメールをしておいた。
これで、ちゃんと収まりがつくかしら?
想太が夢くんに殴りかかったりでもしたら、どうしよう。
夢くんの前でまた、強引にキスなんてされたら、どうしよう。
結末が見えないでいた。
すんなり諦めてくれればいいんだけど……そうは行かないよね。
ショック……受けるだろうな、想太。
だけど、事実はきちんと伝えたい。
いきなり夢くんが切り出してきた。
“私の元彼に会って欲しい”――なんて単刀直入に言ったら、夢くんは何て思うだろう。
「あ、私、お茶持って来るね」
「ああ、ありがとう」
私はちょっとドギマギしてきた。
これから数分後に、想太がここへやってくる。
好きなひとに、会わせるから、とメールをしておいた。
これで、ちゃんと収まりがつくかしら?
想太が夢くんに殴りかかったりでもしたら、どうしよう。
夢くんの前でまた、強引にキスなんてされたら、どうしよう。
結末が見えないでいた。
すんなり諦めてくれればいいんだけど……そうは行かないよね。
ショック……受けるだろうな、想太。
だけど、事実はきちんと伝えたい。