「見た目最悪だけど味はまあまあだな」


だなんて、口にクリームをつける亮。



お母さんでも亮でもないなら……


やっぱりサンタさん?


…じゃあ

『素敵な彼氏』は?




まさか……



「ん?何だよ」



頬っぺたまでクリームを付けて笑う

目の前のコイツ!?



いやいやいや、待って。


確かにあたしは素敵な彼氏をくださいとお願いしたけども…


まさか…亮?



「サンタさんのバカああああ〜」