そうこうしているうちに、学校に着いた。
早速、昇降口の前に貼られている掲示板に目を移す。

「クラスどうかね〜」

「見てみて!優美とあたしクラス一緒だよ♪」

「わっ、まじ!?どれどれ?」

「ほらほら、1-C」

「ほんとだ!!!めっちゃ嬉しい♡まさに運命だー」

「直人と峻人は?」

「「俺Dだわー…」」

「えっ?…って、ふたりも同じクラスなんだね!良かったじゃん!」

「楽しくなりそうだな?」

ルンル気分の峻人、超嬉しそう。笑
ああいうとこ、ちょっと可愛いな。笑

「優美、なにニヤついてんだよwキモいぞww」

……しまった!見られた!

「はっ…に、ニヤついてなんかないわ!」

慌てて否定した。