「優二‥」

先輩の声がして
引っ張られていた髪の毛が解放して
少し身体がよろけて
何が起きたのか分からず
そっと目を開けると

私の髪を引っ張っていた先輩の腕を
男の人が付くんで

「女がこんな事してんじゃねーよ」

女の先輩達は、罰が悪そうな顔をして

「優二いけないんだから!」

そのまま女の先輩達は、いなくなった