でもね、なんかね、



胸の奥がもやもやするの。




これは恋なんかじゃない






「あいか!」



はっ………



「?」


「コスプレ衣装持ってきたんだけど。みんなに配ってくれる?」

「うん。配っておくよ。」

「ありがと。じゃあよろしく」



4つのサンタ衣装を受け取った


「今から衣装の確認をします。自分たちのグループで集まってください!」



私は冬だから………





「あいか!こっちこっち!」

真梨が呼んだ方へ行った



サンタ衣装をみんなに渡した



「かなり攻めるね〜」

真梨がボソッとつぶやいた

「えっ?なにが?」

「こんな露出したらみんな鼻血出しちゃうよ?」

といって真梨はクスクスした

「橘くんがそれしかないって………」

「へぇ〜。橘くんセンスか!橘くんはエロチックが好きなんだ。」

「これしかなかったんだもん!橘くんはエロチックなんかじゃない!」

「ふーんっ」

真梨、顔がにやけてるよ

全然隠してないよ


「ま、一回着てみますか」

そう言い真梨は

更衣室へ向かった



「え、え、まってよ」


私たちも後を追いかけた