「大丈夫!あいかすっごい可愛いから!」


真梨に言われても

なんかなあ…。


「あいかみて!橘くん秋みたいだよ!ホストだよ!ホスト!よかったね」


橘くんのホストかぁ。

かっこいいだろうなあ……

ってだめだめだめ


「全然!興味ないから」


私は恋をしないんだ


「もー。あいかは頑固だなっ」


「ちょっ、そんなことないし!」

「はいはい。じゃ、橘くんと買い物頑張りなよ?」

橘くんと買い物?

いやする予定なんてないけど


「真梨、言ってる意味がわかんないんだけど…」

「実行委員で買い物にいくでしょ!」

「え?そうなの?!」

「当たり前」

「えー、真梨代わりに行ってよー」

「いやだよ。私はまもるがいるから」

そうだった、

真梨には先輩の彼氏がいたのだ

「ごめん。。」

「頑張ってね!ほら橘くんが呼んでるよ!」


え、あ、うん?

私は声がする方に振り向くと

橘くんが

「明日暇?買い物行きたいんだけど。俺だけでもいけるんだけど女子のサイズわかんないから……」

「うん。大丈夫だよ。どこに集合すればいい?」

「じゃあ、イオンモール近くの公園に10時集合で」

「りょーかい」



明日、橘くんと買い物か。