「ふーん。去年はダンス披露したんだ」



橘くんがいきなり

話し出すからびっくり。



「あ、うん。そうみたいだね」

って、何でこんな適当に

返事しちゃうかな。あーもう。


でも、仕方ない。

自分を守るため。



「今年はさ、コスプレ喫茶とかにしてみない?文化祭みたいで楽しそうじゃん!」

「…。」

文化祭ででないから

わかんないんだよね…



察したらしく

「ごめん。悪気はなかったんだよ。斎藤いなかったもんな…」

「あ、全然大丈夫だよ!さぼった私が悪いし。気にしないで」

斎藤ってゆわれたことが

嬉しかった。

そんなこと言えないけどね



そんなこと考えてると



橘くんはすごい悩んでいた

頬杖をしてる姿が

とってもかっこよくて

みとれていた

「なあ、」

「は、はいっ!」

みとれていたから

びっくりしすぎて焦った

「ふっ。コスプレ喫茶にしよう」

「え?あ、うん。いいけど」

「じゃ、決まり!今日は終わりね。帰ろうか。」

「そうだね、またね!」

「おう、また明日!」



なんかドキドキしちゃったよ


なんだよこれ。