玄関を出るとそこには

橘くんがいた



「よっ」

「え?なんでいるの?」

戸惑いを隠せない私に

「お前日数ヤバいんだろ?だからきた」

「ありがと。でもひとりでいくから大丈夫。来てくれたのにごめんなさい」



そう。私は橘とあまり

関わらないと決めたのだ



「逃げんなよ」



そう言われカッとなった私は

「逃げる?逃げてなんかいないわよ!こうゆうのは迷惑なの。帰りも断ったのにあなたが聞かなかったんじゃない!」

「そっか…。」

さみしそうに言う橘くんを

みて私は悲しくなった



ごめんなと言って

橘くんは言ってしまった