それから俺と奈々のお母さんは数時間も奈々について話した。

初デートの時のことを言ったときは
「ごめんね。ごめんね。」
と、ないていた。

奈々の好きな色、物、食べ物、いろいろ話した。

おばさんのケータイには、奈々の小さい頃の写真がいっぱいあった。
おばさんがとても奈々を愛してることが良くわかった。

おばさんは奈々の新しいことを知るたに、
幸せそうに、嬉しそうに微笑んでいた。

奈々…お前は愛されてるよ。

記憶が戻ったらいろいろ教えてやるよ。