「あぁ、」

「でも…」

「返事はまた今度でいいからっ」

だめ。私は…私は…そうか、これが好きって言う気持ちなんだね。
私はあれからもう恋愛なんてしないってずっと思ってきた。
でも、やっぱり心はゆう事を聞かない
ここで言わなきゃっ

「坂本くん…」

「ん?」

「私、坂本くんとは付き合えない」

「え?」

だって、

「私には心に決めた人がいるの
だから…気持ちには答えられない」

ごめんねっ…の一言は言わない
ごめんねはさよならの言葉だと昔、お母様に教わった
「そっか…あいつか?」

あいつ?多分坂本くんは私の気持ちに気づいてたはずだ。


「うん。あいつだよ」
「坂本くん」

「ん?」

言わなきゃっ

「私を好きになってくれてありがと」

「ん。すぐに忘れろなんて言われても忘れれない。でも、がんばって美香のこと応援するから、美香も頑張れよなっ
じゃぁ先行くわ」

「ゔん…またね」

この後、私達はあんなことになろうとなんて全く考えてなかった…
まさか…まさかキミがみていたなんてっ