「どーしたのー?はるー」

「あ、ちょっと忘れ物しちゃって」


翠と会話しながら自分の机まで歩いていき引き出しのなかを探り


「あったあった」


引き出しの中に自分の探し求めていたものがあり、それを鞄の中に入れ。


「じゃ、日直の仕事も終わったことだし、春におごってもらうかなー」

「はー?何いってんの?私おごらないよ!」

「まぁそんなこと言わないでさ!はるちゃーん!」

「み、みどりまで...」


輝からはじまり翠はそれにノる。

あーあ、今月お金やばいのに...

まぁ今日だけだからいっか、


「肉まん一人ひとつだけなら...」

「やった!さんきゅー」

「ありがと春!」


3人は教室を出ていつもの廊下を歩き、下駄箱から靴を出して靴を履く。

いつも通りの帰り道を3人でわいわい話ながら帰る。

こんな嬉しいこと久しぶりだな...