少しだけ触れた君の温度も

君の笑顔も

涙も

全部ぜんぶ…僕だけのモノにしたいなんて言ったら君はどう返す?。

だけどそんな事、言えるはずがないから…


僕はできるだけ上っ面の笑顔で

伝えたい想いを飲み込む。


「ホワイトデー期待してるから」

「はいはい」

義理チョコしかくれないくせに欲張りな奴。なんて思いながらも

そんな君を愛しいなんて思ってしまうんだから

僕はやっぱり君が好きなんだなと改めて思い知らされてしまう。