「我慢しないで!!

一度、吐いてしまった方が楽ですよ!!」

そう言うと、

洗面台に置かれた
洗顔用の桶を素早く運び、

彼方の上半身を
無理矢理起こす。


桶に顔を近付けさせてから、顎を掴んで口を開かせ、

「ちょっと苦しいけど…

我慢してくださいね…!」

彼方の口の中に指を入れ、その場で強制的に吐かされる。


彼の戻した物で自分の手が汚れる事など

全く気にならない様子で…。