「お~い!!成ちゃ~ぁん!!」
ふんわりとして、懐かしく、優しく包んでくれる声が、私を呼んでる
心地よく振り向くと、絢先輩がいた

絢先輩は小学校からのよしみだ
東高に行ってた事は知ってたがまさか理数科だったとは…
うらやましい限りです

タタタッと私の所に近づいてきたので私も近づいた
「クイズ、やりませんか!?」
『うぇるかむとぅクイズ』とかなんとか書いてある看板と共にズイッっと推してる
キラキラ輝いてる瞳に白い透き通った肌
私より小さくて華奢
とても可愛い
「是非とも!やらせていただきます!!」
私も絢先輩につられて瞳が輝いたのが解った