「最初何食べる?」


「ん~?かき氷!」


「じゃあ買ってきてあげる~♪

結依そこにいて?」


「うん!」



「はい、お待たせ。」


そこには当たり前のように
イチゴ味とレモン味のかき氷が。

さすが千夏。


「ありがとう。

あ、冷たい~」


「本当だーって、
かき氷なら当たり前でしょ?」


「そうですね…」


「あ、あそこにいるの、
山本と広瀬くんだ!」


結構ラフなスタイルでいる、
2人組の男子。
山本と広瀬くんだった。


「行くよ!結依」


「えっ、えーっ」



「ワッ」


広瀬くんと山本が驚く。

「なんだよ。結依と三島か。

驚かせんなよ?」


「ごめんごめん(笑)」


「は?なんでお前下の名前で
呼んでるの?」


山本が不思議そうに聞いてくる。


すると…

「ん~、仲良いから?♪」


広瀬くんがゆる~く答えた。


「あ、ねぇねぇ!
この4人で今日、回らない?」


千夏がまさかの提案。


「いいよー♪」


嬉しそうな山本。


「脅かしたから罰な?」


なぜか私のかき氷を一口食べる
広瀬くん。

あの…、間接キスですよ?


私の顔が赤くなる。