「イチャついているところ
 ごめんなさいー」


わっ!!ビックリした。


「何?」


広瀬くんは、冷静に山本に聞く。


「いやー、ちょっと、
 まずいことになっちゃったから
 どーすればいいかと…」


「何がまずいの?」


「えーっと、
 女バスに盗撮されました☆」


「えっ、大変じゃん」


慌ててる私とは逆に、


「ドンマイ。
 明日から頑張りたまえ☆」


笑顔たっぷりに返した広瀬くん。


「明日、少しは助けろよ?」



「気が向いたら。」


えっ、解決したの?
山本千夏と行っちゃったよ。


「広瀬くん…?」


「ん?」


「山本くん平気なの?」


「彼なら大丈夫だよ。

 でも、心配なのは三島かな?」


「えっ?」


「椎名が心配することじゃないよ?」


「う、うん?」



山本と千夏、大丈夫なのかな?


「ねぇ、お腹空かない?」


「うん!
そろそろおやつ食べたい気分(笑)」


「クレープでも食べる?」


「うん!」