それから、千夏と合流して
公園で遊んで帰った。


「ブランコ乗るなんて久しぶり~」


「ほんとだね。
見て星が凄い綺麗だよ!」


「おい、待てよ。
この年で、滑り台とかやめろよ」


「はっはっは
俺の勝ちだな。
負けを認めろ健人くん。」


「その、気持ち悪い呼び方やめろよ」


この自由気ままな3人がいつの間にか
大好きになっていた。


「健人くん~帰るよ!」

山本が呼んだ。そして、小声で

「お前らも呼んで。」


「「健人くんー!帰るよ!」」


「何、言わせてんだ蒼空!

帰ろうか。」