夕方5時の時計の鐘の音が何処からか風に流れて聞こえてくる。 ゴーンッゴーンッ… いつの間にか、真っ白な病室は 夕暮れ時の綺麗な夕日のオレンジに染まっていて、何となく、君が笑っている様にみえた。 それをみて、俺はボロボロと涙が伝い落ちて、止まらなくて。 も一度だけ君を抱きしめて 君の瞼にキスをした。 「おやすみなさい、 良い夢を___。」