ギゥ…って

君を抱きしめる。



「美佳花ー、喋ろうよ。」



いつもの様に喋りかける

「喋ろう」って。



「今日のお前は静か過ぎるよ?」



少し冷たくなってきた君の頬を撫でる。



いつもなら、


ここで赤くなってた。


そんでもって、俯きながら



「好きだよ」



って、恥ずかしそうに照れながら言って
俺がからかって…



笑いあって。